【 交通アクセス 】
宇陀市榛原区は古の時代から開けており、かつては近畿と東海地方を結ぶ交通の要衝でした。榛原の街なかには「伊勢街道」が通っており「札の辻」という分岐から伊勢本街道と伊勢表街道(あを越え)というふたつのルートがそれぞれに伊勢へとのびています。
伊勢本街道は、峠越えを含む険しい最短ルート。伊勢表街道は、比較的平坦な回り道。お伊勢参りが流行した時代、どのルートで行くかは「その人しだい」でしたが、庶民の場合は圧倒的に伊勢本街道が支持されていたようです。
このふたつの街道の分岐点である「札の辻」には、国学者・本居宣長が宿泊したことで有名な旧旅籠「あぶらや」をはじめ、宿場町の雰囲気漂う趣深い街なみが残されています。しかし現在この道を伊勢まで徒歩で旅する人はごく稀といえます。
とはいうものの、鉄道や国道が伊勢街道沿線につくられているを考えますと、榛原というところはお伊勢参りだけではなく今も昔も奈良盆地の玄関口のような場所であると言うことができそうです。
八咫烏神社は、そんな榛原の街から菟田野・吉野方面にくだった高塚という集落にあります。奈良市内からなら近鉄電車・バスの乗り継ぎ次第では、1時間ほどで神社の前に到着できますし、京都駅からでも1時間30分〜2時間程度で到着できます。意外と、近いのです。
近鉄榛原駅・南口改札から、奈良交通バス「菟田野」行きに乗り10分くらいの「高塚」バス停を下車。ガソリンスタンドむかいの鳥居をくぐって100メートルほど進んだ突き当りにあります。
榛原駅からの道のりは約3〜4キロほどの平坦コースなので、時間に余裕がある方はぜひ芳野川沿いを散策など楽しみながらお越しください。
地図はこちらをご覧ください。
表紙へ戻る