【 ご 由 緒 】
当社は延喜式神名帳記載の式内社で、我が国の草創期の正史のひとつである『續日本紀』に文武天皇の御代、「『慶雲二年(西暦七〇五)九月丙戌』、『大倭國宇太郡』に『八咫烏社』を祭る」と記述が見え、これが当社の創祀となっています。
御祭神は建角身命(たけつぬみのみこと)です。建角身命とは伝承によると、神武天皇が大和へ東遷する折、熊野の山中で停滞する一行を大和へと道案内し、天皇の勝利に貢献した
「八咫烏」の化身と伝えられています。
このような御由緒から古来、軍神として崇敬され、南北朝時代には後醍醐天皇の篤い信仰により社は大いに栄えたと伝えられています。(※1)